■ワイナリー資料より抜粋■
品種:安芸クイーン 95%/クイーンニーナ他5%
樹齢:6-24年
アルコール:12%
生産本数:7686本
酸化防止剤:有(15ppm)
〈テイスティング〉
ピンクがかった淡いオレンジ色。香りのボリュームは大きく、パッションフルーツやアセロラ、シークワーサーやカボスなどの甘く爽やかな香り。味わいに甘さが少しあり、強めの酸が特徴です。アフターには果実味と旨味が酸と共にゆっくりと続きます。
微生物の力を利用して揮発酸を敢えて出すことで、生食ブドウ本来の弱い酸を補っています。香りには酢酸エチルの華やかさも感じられます。
〈コメント〉
「2021 Aki Queen Macere」よりも一段階進化しています。このワインを飲んだ時に「生食ブドウだから良いワインは造れない」という概念が変わってきました。
毎年向き合い続けていく中で新たなアイデアが生まれ、自由な醸造から個性を放ったワインが出来ました。輸出を通じて海外でもアキクイーンが認知されるようになりました。特に欧米での評価はとても高く、domaine tetta の新たな顔になれると大きな期待を寄せています。