品種：カベルネフラン 100% 樹齢：6-10年

酵母：野生酵母

発酵・熟成：ステンレス発酵 木樽熟成

SO2：有(15ppm)

アルコール度：14％

生産本数:1,529本

テイスティング：
濃い目のルビー色。香りのボリュームが大きく、甘く熟した赤果実、コンフィチュール、ドライフルーツ、カカオチョコレートを想わせる香り。甘さが少しあり、酸とタンニンのバランスも取れています。果実味と旨味が強く、余韻もとても長いです。

今飲んでも美味しく楽しめますが、数年熟成させることで更なるポテンシャルを発揮出来るワインだと思います。

コメント：
2020・21VT で収穫のタイミングと色付きの違いから 2 種類の Cabernet Franc を造ってきました（やや早摘みで色の淡いPrintempsと遅摘みで色の濃いAutomne）。

22VTではそれらの経験を活かし、収穫のタイミングや選果の基準を見極めて1キュヴェにまとめました。厳密で細かな仕事を積み重ね、その先に見えてきた世界をしっかりとワインに表現出来たと思います。今までよりも味わいのバランスが取れていて、力強さの中にどこかおおらかで親しみ易さもあります。