品種：ガメイ（52年平均）

土壌：花崗岩

酵母：自生酵母

マセラシオン：マセラシオンカルボニック低温で14日間

発酵・熟成：自然酵母 セメントタンクで21日間発酵 古樽228Lで10ヶ月熟成

特徴：
2021 年は、雨の多い涼しい年でブドウは晩熟だった。収量はミルデューの被害によりドメーヌを立ち上げて以来最低を記録。父親のジャン曰く、1977 年に次ぐ試練の年とのこと。醸造は、ブドウの梗の青さが味わいに出ないようにマセラシオン期間を 14 日間といつもよりも短く切り上げた。また、熟成は例年よりもブドウの収量が少なく樽が余ったため、セメントタンクを使わず 100％樽で行なった。出来上がったワインは、果実味がエレガントで、ブルゴーニュの上級なピノノワールにある青竹のような清涼感があり、きれいな酸とタイトなミネラルを感じる！

アレックス曰く、ワインはいつもよりもスレンダーで、今から 5 年くらいまでが一番果実味を感じられるタイミングではあるが、しっかりとしたミネラルがボディーの中心にあるので長期熟成も十分に可能と
のこと。