■ワイナリー資料より抜粋■
〇原材料(山形県産)
・マスカットベーリーA 100%
〇生産数:889本
《醸造》
山形県産のマスカットベーリーAを100%使用。
マスカットベーリーAの25%は全房でタンクの底に敷き詰め、残り75%は除梗し全房の上に乗せ、底部でセミマセラシオンカルボニックの状態を作りました。
その後9日間皮と醸(かも)し、圧搾。瓶詰め前に一度澱引きし、2023年の夏に瓶詰め。約9ヶ月間のステンレスタンク熟成。
《SALONE ソムリエチームのテイスティング コメント》
◆味わいについて
香りはフレッシュなイチゴ・プラム・リンゴ等フルーティーな印象から、次第にセイロンティーのようなほのかに香ばしい香りが混ざります。
口当たりが まろやかで味わいは、香り同様フレッシュで甘酸っぱい果実の印象。
ボリュームはコンパクトで後口はドライ。
余韻には房のまま発酵・抽出したハーブのニュアンスやダシの様な旨味も柔らかく広がる薄旨な仕上がりです。
◆温度や提供法について
果実の甘酸っぱさやフレッシュさが活きるようにワインセラー程度のやや低い温度からの提供がオススメ。
ク゛ラスは、温度が上がりにくく、ワインのライトなボリュームに合わせてやや小ぶりなものが良いです。
口当たりがよく飲みやすいので、口が広めのコップで軽快に楽しんで頂くスタイルも◎
◆料理の組み合わせ
ワインのフレッシュな味わいや赤果実のニュアンスに合わせて赤身の食材をメインに同様のフレッシュな仕立てで。
ワインの風味とコントラストになるような緑のハーブが効いた料理と
『霜降りの漬けマグロとルッコラのサラダ(ハードチーズを削って醤油ベースの和風ドレッシングで)』
『牛挽肉とインゲンのパスタをジェノベーゼソースで』
◆フレッシュなワインなので、早いタイミングで飲みきって頂くのがオススメ。