以下、BIVB引用： 標高 250〜300ｍの東向斜面。土壌はそれほど厚くなく母岩が出ていることもある。硬い石灰岩にある無数の割れ目を通じて、ブドウの樹はジュラ紀の下層土により深く根を張っている。谷の下部では岩の塊や小石が排水を助ける。

コート ド ニュイ地区の赤ワインのなかで最も ≪女性的≫と形容されることが多い。凝縮した繊細なワインでエレガント。生き生きとしたルビー色で後光が射し輝きがある。その光沢を守りつつ、色調が濃くなることもある。スミレ、小さな赤い果実（イチゴ、キイチゴ）の香りは典型的な特徴。熟成を経るとスパイシーで熟した果実、プルーンまたはトリュフ、森の下草、動物香を伴う。リッチでブーケが華やか。複雑で、絹やレースのような感触が口蓋を満たし、肉づきは洗練されているが、堅固で長命な骨組みを保つのを妨げない。かなり甘味があり、酸は強くなく、タンニンはまろやか。パワーがありながら女性的なワインなので、洗練された風味のよい料理、メゴチやハゼの天ぷら、 ブレス産雄鶏、仔羊のローストなどと合う。仔牛のローストの繊細なテクスチャーは、 シャンボール・ミュジニー（特にプルミエ・クリュ）の凝縮したシルキーなタンニンに包み込まれる。チーズはマイルドなブリアサヴァランルブロション、シトー、、ヴァシュラン、ブリドモー、シャウルスなどがおすすめ。

サービス温度： 若いうちは12〜14℃、熟成させたものは14〜16℃

The 2018 Chambolle-Musigny 1er Cru Les Combottes is showing especially well, exhibiting more depth and energy than the Charmes of Echanges. Offering up notes of cherries, raspberries, sweet spices and vanilla pod, it's medium to full-bodied, lively and succulent, with powdery tannins, a layered core of fruit and a penetrating finish.

◆パーカーポイント：９２点
◆飲み頃：２０２５〜２０４０年