■輸入元資料より抜粋■
品種:ガメイ
畑:同じ畑に二種類のガメイが栽培されている。畑には25列あり。
その内7割がガメイ・ドゥ・ブースというガメイ・タンチュリエ。
タンチュリエとは「染める」という意味であり、果肉まで色がついているブドウのこと。
セパージュ・タンチュリエはワインの色を必然的に濃くする。残りの18列は通常のガメイ。
土壌:砂質土壌
畑は馬で耕している。冬はランドドゥブルターニュという小型の古い種類の羊を10頭畑に放している。小型なのでブドウの木の下を自由に走り回り、適度に雑草を食べてくれ、自然な肥料も土に与えてくれる。
樹齢:1996年植樹
醸造:破砕無しのグラップアンティエールのぶどうを、グラスファイバータンク内で16日間のマセラシオン。
熟成:グラスファイバータンクで7か月熟成。SO2無添加。
キュベの意味:ディミタージュとは海賊が良く使うサボタージュであり、狙っているものをダイナマイトで爆発させること。
バティストは自分がワインの海賊のようであると思っている。(自分の父親のように通常の道からはずれたアウトローのイメージ。)
またdYnAMitGeにはYAMAGが入っており、オリヴィエのガメイのワインの名前である。
YAMAGはガメイを反対から読んだもの。オリヴィエはロワールのアペラシオン上、ブドウ品種をラベルに書く事が出来ないため、YAMAGと書いている。
父親に対してのオマージュでもあり、アペラシオンへの反発を表す意味合いも。