シェーファー唯一の白！

カーネロス（ナパの南。ワイナリーから20マイル）。冷涼向けの品種に向いた地域にある、レッド ショルダー ランチ。

粒の小さいクローンで、粘土質の重い土壌で樹勢も強くならない上、スタッグスリープのカベルネ・ソーヴィニヨンよりも収穫が遅くなることもあるほど、ハンギングタイムがしっかりあるので、酸味も備わるのが特徴だそうです。

マロラクティック発酵は行わず、本来の酸味を活かし、酸を保つことで果実味を引き立てる。かつ、シャープさも保ち、75％樽熟（100％新樽）、樽の風味を強くしすぎないため、25％ステンレスを使用し、しすぎないようにしているそうです。

柑橘のピールやナッツ、クリーミーなタッチの中にも中心にしっかりと集中力がある香りと味わい。アフターには塩味を伴うタッチとタイトさのある質感が長くぶれなく続く印象に、冷涼気候が生み出す特徴、しっかりと上質に熟したブドウのポテンシャルの高さを余すところなく感じます。