■輸入元様資料より抜粋■
英国のアルコール飲料専門誌ドリンクス・インターナショナルの「世界で最も称賛されるシャンパーニュ・ブランド2022」にて、3年連続で見事第1位に選出され、シャンパーニュにおけるトップ生産者として揺るぎない地位を確立しているルイ・ロデレール。
土壌:日当たりのよい丘陵地帯に広がる深層が石灰岩基盤の痩せた土壌。夏を除き日照量は少なく北半球の冷涼な気候。合計200ha以上の畑を3つの地域に所有。
栽培方法:毎年約8,000本/haのブドウ樹を剪定。リアージュ(若枝の誘引)の実施。除芽・除葉などの夏季剪定を定期的に行い、収穫までブドウを守る。
収穫:50以上もの異なる区画からブドウを収穫。
発酵:伝統的なオークの大樽で熟成させたリザーブワインの比率を10%使用し、ワインに複雑さをもたらす。
熟成:5%を週ごとにバトナージュを行いながらオークの大樽で熟成。平均3年の瓶内熟成後、澱引きをして、さらに6カ月間熟成。ドザージュ:8g/L
使用品種:シャルドネ42%、ピノ・ノワール40%、ムニエ18%
ヴィンテージ情報:
2018年は、温暖な大陸性気候の特徴的なヴィンテージでした。気温の高さ、干ばつ、日照レベルともに歴史に残る記録的な夏だった。ピノ・ノワールは贅沢な質感を表し、十分に成熟した状態で収穫を迎えたシャルドネは塩味を帯びて密度が高く、ムニエは濃厚な果実味を得ることができた。収穫は8月27日〜9月8日に実施。
テイスティング:
ピノ・ノワールの濃厚なイエローフルーツ(ミラベル)の香りに、シャルドネの甘い柑橘系の果物(レモンタルト)とデリケートなホワイトフラワー(ジャスミン)の香りが加わり、繊細な熟れた果実香が広がる。空気に触れると、煙香と軽くトーストしたデニッシュを感じさせる燻香が感じられる。
口に含むと、奥行きがあり密度の高い、芳醇なしっかりとした骨格が感じられる味わい。ピノ・ノワールの肉厚なうっとりとするような質感は、心地良いほのかな苦味を伴って、塩味がもたらす驚くほどの爽やかさへと続く。シャルドネの密度の高さと石灰石のフレッシュさで完璧なまでにバランスの取れた、見事に成熟したピノ・ノワールの力強さ、芳醇さ、凝縮感が感じられる。