■輸入元資料より抜粋■
品種:リースリング
今年のグロスは果実感もありつつ、醸し期間を短くし口当たりの良さが際立ちます。
一口目から、、、、おいしい。。。と声が出てしまう程の完成されたビンテージになっています。
今回からキュヴェごとにPRELUDEとRHAPSODIEと付いているのですが、グロス家は音楽一家でヴァンサンはトランぺッターとして今も活躍されているんです。
PRELUDEは【前奏曲の意味】スタートのワインの意味合いもあり
RHAPSODIE【狂詩曲の意味】自由奔放なワイン、枠に囚われない様にワインを楽しんでもらいたいという意味合いもあります。
なんて素敵なトランぺッターなんでしょう ww
【 試飲コメント 】
去年は揮発酸が高く販売を見送らなければいけないほどの事件がありました。
今年はまぁーーー綺麗なリースリングと一口目のタッチからわかるほど。素晴らしいコンディションです。
そして決定的に違うのはアンフォラ使用です。このアンフォラを使うことで骨格の柔らかさや攻撃的なニュアンスを打ち消してくれ全体に旨味をギュギュっと入れ込んだ1本になっています。
【 詳細 】
2021年は5,6月とアルザスに限らず、フランス全土で毎日のように雨が続き、昼夜問わず雨が止んだ一瞬の隙をみてボルドー液を散布しなけらばならなかった。それでもベト病が蔓延してしまい、例年の30%しか収量をとる事ができなかった。収穫が開始されても、寒い日が続き葡萄の熟度のバラ付きが激しく、収穫日の決定がとても困難な年となった。
しかしながら収量は減ったが、凝縮度があり、高い酸度を有した素晴らし葡萄を得る事ができた。醸造でも揮発酸などの欠陥も出る事がなく瓶詰までスムーズに進む事ができ、例年にはない表情のワインを得る事ができた。
手摘みにて収穫。プヌマテックプレス5時間。全房50%22日間醸し。アンフォラにて10ヶ月熟成。オリ引きは瓶詰前まで行わない。シャルトリューズなどの香草のかおり、タンニンとミネラル感のバランスがとても良い。当主Vincetいわく3年程、寝かせてから飲むのも味わいが落ち着き、旨味があがり、違った表情をみせてくれる。