■輸入元資料より抜粋■
葡萄:ゲヴュルツトラミネール、ミュスカ、リースリング、ピノ・ノワール 平均樹齢:40年
畑・土壌:ヴィネック・シュロスベルグ丘陵の花崗岩、ヒンテルブルグの石灰粘土。 栽培:ビオロジック、ビオディナミ
植密度:5,000本/ha 収穫:手摘み
醸造:熟成:ブドウを4時間かけて空気で圧搾。天然酵母。5日間果皮浸漬。樽熟成。2021年8月瓶詰め。
アルコール度数:13.3% 残糖:1.6g/L 総酸度:4.37g/L
私たちはリースリング、ミュスカ、ゲヴュルツトラミネールすべての葡萄をフードル(大樽)に入れて果皮浸漬しました。
味わい:オレンジがかった色調。果皮浸漬に由来する美しい収れんを伴う繊細な香り。食前から食中酒まで楽しめます。
白葡萄のみならず黒葡萄ピノ・ノワールも混醸して果皮浸漬させたワイン。
白?ロゼ?オレンジ?もはや色による分類もままならないワインです。
擦りおろした白桃のジューシーな香り、ゲヴュルツ由来のバラの花、
わずかにタンニンを内包した香りですが、タンニンが浮き上がることなく華やかな香りと滑らかな果実味。
追いかけてくるフェンネルの香味。
柔らかくジューシーながら真っ直ぐ伸びる果実、凛としたリンゴ酸の基軸。
淡いタッチで口蓋を撫でるようなバランスと思わせて後からシュール・リー的な旨味が
淡く重なるように浮かんできます。
Tete En L’Air(うっかり屋さん)の名前は黒葡萄を用いているのにうっかりタンニンを忘れてきたのでしょうか?
訪問したら聞いてみようと思います。