■輸入元資料より抜粋■
Type _ Amber(orange)
Vintage _ 2022
Winemaker _ Hirotaka Meguro
Alcohol _ 11.5%
Grapes _ Delaware,Chardonnay Product _ 1,518tl
Grapes grower _ Nobuhiro Takeda ,Masatoshi Ohno
Area _ Takahata, Yamagata
Technical _ Wild yeast,No sulphites,Additive free,Unfiltered
お馴染みの方も多いかとは思いますが、デラウェアは生食用葡萄として、広く日本各地で栽培されてきた品種です。私たちが、そのデラウェアでワインを仕込むのは、ワインを大きな目的のひとつとして、近隣の農家さんと葡萄を守るというミッションを掲げているためです。
時代と共に、品種改良や流行りの変遷で、需要が大きく変わり、農家さんもそれに応じて木を伐採し、廃
業する方も多くいます。しかしながら、日本でワインを仕込む上で、デラウェアやスチューベンという日本固有の在来的品種のポテンシャルは大きいと思っております。ヨーロッパで栽培されるワイン用品種と比べると、ワインとして仕立てることも、さまざまな理由でハードルが高くありますが、世界に日本のワインを広く知ってもらうという意味で、日本固有の在来的品種には、ずっとこだわっていきたいというのが、私たちがこのワインを仕込み続ける理由です。
昨年に引き続き、普段から仲の良い武田 信宏さんのデラウエアと、その師匠でもある大野さんとのコラボレーションによるオレンジワインです。
ぜひ、葡萄品種の先入観をなくして、客観的な視点で、フラットに楽しんでみてください。
仕込みは、武田さんのデラウェアを、アンフォラで 45 日間醸した後にプレスして、またアンフォラに戻し、発酵終了後に密閉して、11 ヶ月間の酸化熟成。一方で大野さんのシャルドネも、1ヶ月間の醸し後にプレスして、古樽にて 11 ヶ月間の酸化熟成。それぞれを、2023 年 10 月に併せてボトリングしたあと、2 ヶ月間の瓶内熟成ののちにリリース。
現時点では、まだ少しだけ硬い気がしますが、少し寝かせてから飲んでいただけると、さらに味わいにまとまりを見せてくれると思います。
・味わい :紅茶、洋梨、白桃、柑橘ピール
・シーン :ハレの日や大切な記念日に、レストランやご家庭で優雅にお楽しみください。
・温度帯 :15℃~19℃
・グラス :大きめのブルゴーニュグラスや、中程度のチューリップグラス
・お料理 :日本料理、台湾料理、点心、中国料理やエスニックなど
・飲み頃 :今〜2030 年ごろ
・飲みきり:抜栓から 1 ヶ月
※上記はリリース時点での一例です。皆様の想像を膨らませながら、思い思いに楽しんでいただければ幸いです。