■輸入元資料より抜粋■
Type _ Red Vintage _ 2021
Winemaker _ Hirotaka Meguro Alcohol _ 13%
Grapes _ Merlot / Cabernet Sauvignon Product _ 606btl
Grapes grower _ Atsushi Yoshida
Area _ Kaminoyama, Yamagata
Technical _ Wild yeast, No sulphites, Additive free, Unfiltered
目黒の友人である世界的アーティスト さわ ひらきさんに、2022 年からお願いして、ラベルを考えていただきました。
ラベルの裏書きには、そんな目黒の想いを、詩にしてくださっています。
昨今もロシア・ウクライナの戦争や、トルコ・シリア大地震など、多くの出来事がありますね。
けれど、こうしている今も、私たちは生きています。
そんなメッセージをのせて、今回のコロナ禍をきっかけに出会った、1 人の熱き農家吉田 篤さんのぶどうで仕込んだワインです。
『Positive thoughts』
この数年間、新型コロナの影響で、多方面でさまざまな困難がありました。
私たちの周りで言えば、お客様である飲食店への多大なダメージ、それに伴い様々なワイナリーで売上の減少、輸出のできない状況、ワイナリーで生産量調整がかかり、契約農家さんへの買い叩き、急なキャンセルなどなど。
しかしながら、いつの時代も、一般的にいう悲劇は、天災だろうが人災だろうが少なからずとも起こります。
私たちは、この地球で、人として生まれてきました。
人は地球上の生命体の、ほんとわずかな 1 種でしかありません。
毎年、目まぐるしく変わりゆくこの地球の営みの中で、その変化に戸惑い、喜怒哀楽を感じるのは、欲という本質を持った唯一の、生命体である人に生まれたからにすぎません。
だからと言って、人を悲観し、卑下するわけではなく、特異な生命体だからこそ、この地球の営みのためにできることがあるのだと思います。
人災や天災が仮に起こったとしても、考え方一つで幸せにも不幸にもなり得るのです。
今回の出来事で言えば新たな農家さんとの出会い。それはそれは、一生懸命に愛情をかけてぶどうを育てている、上山市の農家さんたちとの出会いがありました。
今回のことがなかったら、出会ってなかったかもしれません。
そうして、また新たに素敵な仲間が増えて、皆さんに喜んでもらえるワインになったのです。
そんなストーリーで、POS というワインを造りました。
幸せも不幸も
それはいつも背中合わせ
考え方ひとつで
いつも明るくいられます
それはとても幸せなことで
そんな笑顔の連鎖は
より平和な世界を創造するでしょう
Label design by Sawa Hiraki