■輸入元資料より抜粋■
〈2021年について〉
2021年ヴィンテージはこれまでのところ、ドメーヌ史上最小の収穫量となりました。
GrandOrdinaire,SpatburgunderKanzel,WeissburgunderAmKreuzとリースリングといったキュヴェの多くは、これらの区画のブドウの量が非常に少なかったため、生産することが出来ませんでした。
従って2021年ヴィンテージのスタイルは寒冷な気候を反映しており、アルコール度は低く、とてもフレッシュ。
赤は非常に繊細で、生き生きとしており果実味を持ち、すでによく凝縮しています。
白はおそらく、これまで生産した中で最も興味深いものとなりました。
〈ワインについて〉
葡萄:ヴァイスブルグンダー(ピノブラン)樹齢:15年と30年、一部は1979年に植樹した畑。
畑・土壌:Kaiserstuhl(カイザーシュトゥール)、Staufen(シュタウフェン)にある南又は南西向きの畑。黄土(レス)、粘土質土壌。火山質土壌。
醸造・熟成:全房でダイレクトプレス。500や600リットルの大樽に入れてアルコール発酵。
最後に軽いバトナージュ。そのまま樽で澱引きしないシュールリーで12カ月熟成。
その後ステンレスタンクで6カ月間。収穫から醸造中はSO2無添加。フィルター無し、ベントナイトで軽いコラージュ。
ボトリング時に3g/HLのSO2を添加している。
キュヴェWeissburgunderの一部はKaiserstuhlのBertramさんの畑からで、1950年代からビオディナミ栽培を始め、1979年にデメテール認定を受けています。
グラスの中央に引力を錯覚させる果実の集中。
クリーミーで細やかな果実の粒子。
柑橘果実のビターさを備えた酸が支えます。
余韻がとても長い。