■輸入元資料より抜粋■
〈2021年について〉
2021年ヴィンテージはこれまでのところ、ドメーヌ史上最小の収穫量となりました。
GrandOrdinaire,SpatburgunderKanzel,WeissburgunderAmKreuzとリースリングといったキュヴェの多くは、これらの区画のブドウの量が非常に少なかったため、生産することが出来ませんでした。
従って2021年ヴィンテージのスタイルは寒冷な気候を反映しており、アルコール度は低く、とてもフレッシュ。
赤は非常に繊細で、生き生きとしており果実味を持ち、すでによく凝縮しています。
白はおそらく、これまで生産した中で最も興味深いものとなりました。
〈ワインについて〉
葡萄:シュペートブルグンダー(ピノノワール)樹齢:15年と20年栽培:ビオディナミ
畑・土壌:南西又は北西向きの畑、砂質土壌と黄土(レス)
醸造・熟成:収穫後、ケースのまま10℃に冷却。2021年はほぼ除梗、10%全房で別々に醸造。
除梗した葡萄は木製タンクで10日間の低温浸漬。破砕、ピジャージュ施さず。
温度が上昇した次の8日間は毎日軽いピジャージュ。合計18日間のキュヴェゾン。
全房の葡萄は木製タンクでマセラシオン・カルボニック10日間。
温度が上昇した次の8日間は毎日軽いピジャージュ。合計18日間のキュヴェゾン。圧搾後、別々の樽で熟成。
熟成は228Lのフランス産オークの古樽で14カ月。
収穫から醸造中はSO2無添加。フィルター無し、コラージュ無し。ボトリング時に3g/HLのSO2を添加している。
白コショウ、ヨード、赤果実。
噛み応えのある純度の高い果実、酸がきちんとバランスよく配置されている。
細やかな構成、例年よりスパイスではなく純度の高い果実主体。
余韻の長さ、残響音のように伸びる。