■輸入元資料より抜粋■
◇ワインのプロフィール
ベクストファー・ト・カロン RBS は、日中は十分な太陽光と最適な温度を受け、夜は海霧で冷やされる畑の複数のブロックから収穫された、クローン337 のカベルネ・ソーヴィニヨン 100%からつくられています。
赤系果実が顕著に表れ、豊満でありながら、ローストコーヒーの香ばしさとしなやかでシルキーなタンニンのバランスがとれています。RBS は、ラインナップの他のワインに比べて、リリースして直ぐに楽しめる、親しみやすく最も大らかなワインです。
◇ヴィンテージ
2021 年はクラシックなナパ・ヴァレーらしさが詰まったヴィンテージであり多くの人にとって、2020 年に起こった災害からの復活を意味する年でした。
数年続く雨の少ないヴィンテージでしたが、ぶどうの樹にとって理想的な環境となり、低収量ながら、小さな房で、小粒のブドウは、しっかりと凝縮し、風味豊かな果実となり、母なる自然のめぐみにより、最適な熟度がもたらされました。
栽培チームとワインメーカーのトーマス・リヴァース・ブラウンは、2021 年は品質も複雑さも共に 2019 ヴィンテージを上回る、素晴らしいヴィンテージであると確信しています。
2021 年のワインを造るにあたり、ヴィンテージの力強さ、複雑味、そしてエレガンスを表現することを目指しました。
◇ヴィンヤード
ベクストファー・ト・カロン・ヴィンヤードオークヴィルにあるベクストファー・トーカロン・ヴィンヤードは、1868年にブドウ栽培とワイン醸造のカリスマであるハミルトン・クラブによって最初に植樹され、ナパ・ヴァレー最高峰のカベルネ・ソーヴィニヨンの産地として長きに渡り評価されています。
この区画は、ナパ・ヴァレーの中心に位置するブドウ畑です。沖積扇状地が良質な鉱物をもたらし、豊かな土壌は多くの海洋堆積物を含んでいます。ブドウの樹は、日中十分な太陽光と最適な温度を享受し、夜は海からの霧によって冷やされます。
これらの好条件により、植樹されている 3 つのクローン(4、6、337)が、それぞれ独自の個性を発揮し、それぞれのクローンの個性表現こそが、シュレイダーがもっとも得意とすることです。
◇ジェブ・ダナックによる樽からのテイスティング・コメント
96−98 ポイント
「2021 年カベルネ・ソーヴィニヨン・ベクストファー・ト・カロン・ヴィンヤード RBS は、ベクストファー区画をセレクトしたカベルネ・ソーヴィニヨンです。
インクのように濃い色合いから、熟した黒果実が前面にあり、燃やした煙草、ローム土壌、チョコレートに続き、力強く、良く熟し凝縮したフルボディのワインに仕上がっています。良く熟した、セクシーでパワフルなワインの見本です。」
ジェブ・ダナック 2023 年 2 月 16 日
◇ワインの詳細
ワインメーカー:トーマス・リヴァース・ブラウン
AVA:オークヴィル、ナパ・ヴァレー
畑:ベクストファー・ト・カロン・ヴィンヤード
クローン 337 のみ
カベルネ・ソーヴィニヨン 100%
醸造:仏産樽熟成(新樽 100%)
ダナジュー社&タランソー社
アルコール度:15.5%