フラッグシップ!
1879年設立というカリフォルニアワインの歴史そのものと言える伝説的ワイナリー〈イングルヌック〉。
一時低迷していましたが、自らの名を冠したワイナリーを所有している映画監督フランシス・コッポラ氏がオーナーとなってからは、劇的に復活!
その立役者が、シャトー・マルゴーの総支配人故ポール・ポンタリエ氏の右腕として20年以上もキャリアを積んだ、フィリップ・バスコール氏です。
そんなイングルヌックを代表するフラッグシップと言えば、ボルドーブレンドの〈ルビコン〉。
カリフォルニアの超濃厚なキャラクターに、マルゴーのエッセンスが加わったフィネスが備わり、2018年物が〈WINE REPORT〉でも97点の高得点を与えられていました!
ルビコンと同じ区画のブドウを使用したカベルネは、ルビコンの約半分の値段で買えるので、ハッキリ言ってお値打ちです!
実は、1994年にナパで最初に有機認証を取得したワイナリーの1つで、ナパ・グリーン認証も取得するなど早くからサステイナブルな造りを行ってきました。
時代がイングルヌックに追いついてきましたが、2022年にワイナリー・ケイブ(洞窟)を新設するなど、進化を止めないイングルヌック。
是非、カリフォルニア好きは押さえておくべきワインです!!
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プラムやダークチェリー、干しイチジク、杉、肉、カカオや紫の花のブーケなど、エレガントでほどよい凝縮感やグラマラスさのある香りと、味わいにも、凝縮感がありながらも、細やかで豊富な洗練されたタンニンと酸味、エキス感が混然一体となって溶け込み、まだ若いながらも隠し切れない上質感をひしひしと感じさせます。
上質なボルドー・ワインと飲み比べたくなるような美味しさに、老舗ワイナリーの進化を感じずにいられません。
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■《ワイン アドヴォケイト》より抜粋■
A blend of 89% Cabernet Sauvignon, 7% Merlot, 3% Cabernet Franc and 1% Petit Verdot, the 2018 Cabernet Sauvignon Rubicon sports a deep garnet-purple color and expressive notes of mocha, tapenade, grilled meats and cedar with a core of creme de cassis, baked plums and blackberry pie plus a waft of garrigue. The full-bodied palate has tons of juicy black fruit layers, supported by fine-grained tannins and oodles of freshness, finishing long and fragrant.
◆パーカーポイント:94点
◆飲み頃:2022〜2040年
INFORMATION
Name | Inglenook Rubicon |
ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン88%/メルロー8%/カベルネ・フラン3%/プティヴェルド1% |
生産者名 | イングルヌック |
産地 | アメリカ/カリフォルニア/ナパ・ヴァレー |
Region | America/California/Napa Valley |
内容量 | 750ml |
WA | 94/Issue 6th Nov 2020 |
WS | 93/Issue Oct 15, 2021 |
★冷暗所での保管をお勧めします。