■輸入元資料より抜粋■
フィロキセラが出現するはるか前の9〜10世紀頃、彼らが畑を構える周辺の丘は、ほとんどがバルベーラ、マルヴァジア ディ カンディア アロマティカ、モスカート ジャッロのブドウ畑で覆われていたという。 その後、フィロキセラでブドウ畑が壊滅してしまったあとは、当時の統治者がリスクが少ない農業として丘陵地帯でもパルミジャーノ レッジャーノを生産するための酪農を推奨し、バルベーラ栽培の歴史がいったん途絶えてしまった。
歴史を知らない人からは、バルベーラはこの土地に合わないということを言われるが、カミッロは、バルベーラこそこの土地を最も表現できるブドウと考えている。奥深い香りと骨格を持ち「時間の経過とともに、言葉では言い表せない二次的、三次的な香りや風味が放たれるようになる」と、熟成してから飲むことを薦めている。