■輸入元資料より抜粋■
◇2年ぶり!
2022 年は 70%アリゴテ、30%ピノ・ノワールというセパージュ。
ラドワ・セリニーとボンクール・レ・ボワ(ヴォーヌ・ロマネの東)の葡萄を使用。時間をかけて、ゆっくりプレスして野生酵母のみで醗酵。醗酵終了後、澱と共に還元状態で 6 ヶ月熟成(SO2 なし)。翌 2 月にティラージュ。瓶内 2次醗酵。ドサージュなし。
2021 年は生産量が少なくフランス国内のみでの販売だったため、2 年ぶりの入港。
〈フィリップパカレ氏の2022に関するコメント〉
◇申し分のない葡萄の成熟度
◇ワインの性質は2019と一致
2022 年の黒葡萄についてですが、しっかりと種子まで熟してくれ、非常に良い状態で収穫を迎えることができました。潜在アルコールはおよそ13%となりました。
純粋に気候条件の観点だけからいうと、2022 の著しい早熟は 2007、2011、2018 に匹敵するものでした。しかしその一方で、ワインとしての性質は、天候に恵まれ、醸造家の手がいらないほど素晴らしいヴィンテージだった 2019 のものと一致しています。
収穫量に関しても、2022 はかなり満足のいく結果でした。昨年、霜害や雹害で葡萄木は大きなダメージを受けましたが、回復を遂げています。
最大収量が達成されていないとしても、2017 と 2018 に近い、通常の生産量に近づいています。
◇醸造中のSO2一切不使用
SO2 は醸造中には一切使用せず、瓶詰め時にごく少量だけ添加します。SO2 を加えることで、そのワインを最高の状態に留めておくことができます。写真のようなものです。そして、留めるのは骨格のみなので、内部はその先も進化し続けてくれます。
2022 年は、天候に恵まれ、葡萄の状態は完璧で、素晴らしい年でした。
華やかなルビー色の外観を持ち、魅惑的な香があり、要素の詰まった申し分のないワインを生み出すことができました。私たちのワインが皆様に喜びと感動を与えることを願っています。