■輸入元資料より抜粋■
新しいスプマンテも入荷!
ピノ ネーロで造るロゼ ド ノワール2019(以下ロゼと呼ぶことにします)が入荷しております。
2019年、何段かあるテラス状の畑の最上部のテラスのピノ ネーロが待てども待てどもダニエーレが理想とする熟度に達しない・・・。それならばとピノ ネーロ(ワイン名)に使うことは諦め、ロゼ スパークリングを造ることに。
色がうっすらとピンクになった段階で圧搾、樽で醗酵を完了させ、そこに陰干ししていたドゥレッラの干しブドウのモスト(全体の5%程度かと)を添加してボトリング。24か月間瓶内二次醗酵させた後にデゴルジュマンを行なったのが、今回のロゼ2019になります。
ここまでの説明を読んで、ダニエーレのワインの熱狂的なファンなら、「あれ、去年リリースされたローザ ペル ヴォイ2019(以下ローザ)とあまり違くなくない?」と思うはず。
ダニエーレがリリース時に送ってきたテクニカルシートによると、ローザはピノ ネーロ90%、ドゥレッラ10%となっている・・・。そんな疑問をダニエーレにぶつけてみたところ、「ちょっとした問題があって、本当のことを書くのを避けちゃったんだよね。ローザなんだけど、実際はエポケーに使ったのと全く一緒のドゥレッラで造ったワインに、圧搾した2019のピノ ネーロをブレンドしたものがベースのワインとして、そこにドゥレッラの干しブドウモストを加えて二次発酵させたものなんだよ。つまりピノ ネーロ2019には、カーゼ コリーニのバルラのように、フリーランで出てくるワインしか使われていないってわけ。」という返答が・・・。
呆れ果てたオータ、数秒間の沈黙の後に「あのさ、ここ数年俺はイタリアに来られなかったわけじゃない?つまり、なんの事情も分かってないんだわ。そもそもなんで嘘のインフォ流すわけ?普通造り手が用意した資料にそう書いてあったら、信じるよね?もしも何らかの理由で事実を書けなかったのなら、口頭ででも事情説明できただろ?お前がメールとかメッセさえも面倒くさがっているのは知っているけど、俺に1分くらいの電話もかけてこれないほど忙しいの??このことも、ロゼ ド ノワールってワインがあったから発覚したわけで・・・。ていうか、両方のワインを買ってくれたお客さんにどうやって違いを説明するつもりだったの?・・・クドクド・・・」としっかりネッチリ説教しておきましたので、ダニエーレも同じような過ちは2度と起こさないと思います。オータに免じて平にご容赦ください(笑)。