海底熟成!
シャンパン、しかも、価格も高額のものになると、そのシャンパンに話題があると嬉しいですよね。
このシャンパンなら、シャンパンに詳しい方とも、そうでない方とも、話題に事欠きません!
海底熟成シャンパン、アビスです!!
何故海底で熟成?という理由に関しては、以下に書かれておりますので、是非ご覧ください。
見るからに海の底に居ました、という外観のボトルも注目ですが、数々の造り手にアドバイスを行って来たシャンパン界の奇才エルヴェ・ジュスタン氏が手掛けるだけあって、品質もお墨付きです。
話題&品質共にトップクラス間違いなし!特別な機会に相応しい1本です。
■輸入元資料より抜粋■
Pinot Noir (34%), Chardonnay(33%), Meunier (33%)
収穫:2016年
海底熟成:2020年8月から11ヶ月
デゴルジュマン:2020年6月
2019年3月〜2020年5月までブルターニュの海底に沈めて熟成させました。温度変化が1年を通してゆっくりで、水圧にとガス圧がバランスすることでワインのストレスは、ほぼ無いと考えられています。使われた葡萄はヴリニー(Me)、ビスイユ(Ch)、アヴネ・ヴァル・ドール(PN)の 3つのプルミエ・クリュ。昔海底だった岩盤が隆起した畑を選択。海の影響を受けた葡萄を海で熟成させているのです。
◇何故海底で熟成?シャンパーニュにとって最も優れた熟成環境とは?それこそが「アビス」の始まりでした。理論的には温度が15度以下で安定しており、充分な湿度がある事。過度な振動や日照が無い。
ガスが抜けることなく、過度に圧力が加わる事の無い状態。これこそがシャンパーニュにとってストレスフリーな状態であると言えそうです。造り手の地下セラーはそのほとんどを実現していますが、唯一ガス圧だけはどうしようもないと考えられていた訳です。
しかし、
海中60mではボトル内の外に向かうガス圧と水圧がバランスし、均衡するので、それさえもクリアされるのです。もう1つ、奇才エルヴェ・ジェスタンが考えた事が土壌の特殊性でした。シャンパーニュの中でも白亜質石灰岩が強い畑を選びアビスのベースワインを造ります。この土壌は海の微生物の死骸(コッコリス)と牡蠣の貝殻を起源とする方解石結晶粒からなっており、矢石類(古代軟体動物の甲羅)の化石が含まれていることが特徴。
海の土壌から生まれたワインを海の中で熟成させることはワインの精神的なストレスさえも減らす事になると考えたのだそう。
■『Wine Report』より抜粋■
「ルクレール・ブリアン アビス 2016」(Leclerc Briant Abyss 2016)
のボトルには海藻や貝が張り付き、ボトルを置くとテーブルが砂でザラザラする。海底から生まれたようだ。レモン、ルバーブ、菩提樹、クリーミィで、エネルギーをコア深くに秘めている。ヨード、バラ、フレッシュな酸と果実のバランスがとれている。
筋の通ったリニアなテクスチャー、シームレスで、ピュアな液体が直線的に口に飛び込んでくる。
生牡蠣が最高に合うだろう。ブリュット・ナチュール。
97点。
INFORMATION
Name | Abyss Leclerc Briant |
ブドウ品種 | ピノ・ノワール34%/シャルドネ33%/ピノ・ムニエ33% |
生産者名 | ルクレール ブリアン |
産地 | フランス/シャンパーニュ |
Region | France/Champagne |
内容量 | 750ml |
WA | −/Issue − |
WS | −/Issue − |
★冷暗所での保管をお勧めします。