■ワイナリー資料より抜粋■
Type _ Red
Vintage _ 2021
Winemaker _ Hirotaka Meguro
Alcohol _ 12.5%
Grapes _ Merlot
Product _ 1,265btl
Grapes grower _ Masatoshi Ohno
Area _ Takahata,Yamagata
Technical _ Wild yeast,No sulphites,Additive free,Unfiltered
今振り返ると、2021 年という年は、ここ数年でビッグヴィンテージでした。
通年よりも積算温度は高く、秋雨もあれど、その後 9 月中盤から 10 月にかけて、ずっと晴れの続く穏やかな気候で、ぶどうも安心してみていることができました。
8 月に整枝し、房まわりの除葉、9 月に糖度 20 度目安で、適正に摘房。さらに1ヶ月強追熟させて、10 月下旬に収穫。この時点で、2,500 キロほどの収穫量から、さらにより良いぶどうだけを選りすぐって仕込むのが、Rosso です。大野さんのこの区画のメルローは、摘房を含めて総量3,000 キロ。そこから Rosso になるのは、半分の 1,500 キロです。
園地の半分だけでしか仕込むことのできない、とても貴重で、高貴なワインです。
大野農園のメルローは樹齢 20 年ほど。その間、大野さんの愛を一身に受けて成熟した樹は、時間をかけたからこそ、またその土地の条件も合間って、素晴らしいぶどうに育ちます。
それゆえ、仕込みもシンプルに。畑での厳重な選果、さらに熟度の高いぶどうのみを全て除梗、1ヶ月の醸し期間中、数回だけプッシュダウンの手を加え、必要最低限のケアだけを毎日様子を見ながら行います。その後、優しく、優しくプレスした後に大樽 2 樽とバリック 1 樽に詰め、1年間熟成させてから瓶詰め。
この大野さんのメルローは、他にはない土地のポテンシャルと特徴をたくさん秘めています。穏やかなタンニン、優しくも深い果実味、突飛なインパクトはなけれど、どこまでも長く続く余韻と酸。まるでピノ・ノワールを連想させるような、とてもエレガントな仕上がりです。
まさに、フラッグシップの名に恥じないワインですが、その中でも、群を抜いて良い年でした。
丸 3 年強寝かせてのリリースですが、これから向こう数年寝かせても、さらに進化し続けるワインでもあります。
◯味わい 熟した苺、アプリコット、チョコレートの甘い香り、ピート、本枯節
◯シーン 大切な人と記念日のレストランで。本を片手にくつろぎながら。
◯温度帯 16〜20℃
◯グラス ふくよかなボルドーグラス
◯お料理 牛肉やラム肉の照り焼き、筍のロースト、ビーフシチューなど煮込み料理
◯飲み頃 今 〜 2034 年
◯飲みきり 抜栓から 1 週間以内
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