ヴェルズネイ主体!心地よい緊張感!
ピノ ノワールで有名なアイに本拠を置く、ボランジェ。
〈ピノ・ノワールの伝道師〉ともいえる彼らが今、力を入れているのが、ヴィンテージごとに造る最良のブランド・ノワールの魅力に光を当てピノ・ノワール100%で生み出す、〈PNシリーズ〉です。
その最新ヴィンテージとなる〈PN VZ19〉のお披露目会に参加してきました!
ヴェルズネイを主体とする今回のキュベは、北東向き斜面中腹のヴェルズネイは白亜質が強く、エレガントなピノ・ノワールを生むこの産地の魅力を活かしたキュベ。
「気候変動により、ヴェルズネイが重要な役割を果たしている。」
というように、実際、〈PNシリーズ〉初リリースとなったのも、ヴェルズネイが主体でした。
実際試飲しましたが、アイのリッチな魅力を活かした〈PN AYC18〉と比べ、ミネラルや塩味、心地よい緊張感の〈PN VZ19〉と、それぞれの魅力に焦点を当てているのが明確に感じられます。
上質なピノ ノワールを知り尽くしたボランジェだからこそ生み出せるのではないでしょうか。
ボトルもかっこよく、さすがボランジェ!
ここぞという日の1本にもおススメです。
只今〈PN AYC18〉も販売中!飲み比べてボランジェの世界観を感じて下さい!!
■〈Wine Report〉より抜粋■
黄桃、マンダリン、砕いた石、肉厚な果実のコアに張りのある酸が座っている。
ヘーゼルナッツ、アニス、エキゾチックでチョーキー、輪郭がはっきりしている。
塩気を帯びたフィニッシュ。2015を思い起こさせる暑くて乾燥したヴィンテージだが、2019の方が活力豊かで緊張感をはらんでいる。ドザージュは6g/L。
95点。
■《ワイン アドヴォケイト》より抜粋■
The latest rendition of Bollinger's blended blanc de noirs bottling is the NV Brut Blanc de Noirs PN VZ19,it is based on the 2019 vintage, which represents 52% of the blend, and the village of Verzenay, which accounts for the origin of 40% of this bottling's components. 2019 is complemented by fully 48% reserve wines, and above all, fully a quarter derives from 2009, and it has the tension of Verzenay by Ay, Avenay-Val-d'or, Tauxieres and Mutigny. If all that sounds complicated, the wine's appeal is easier to see, as it offers up a demonstrative bouquet of yellow stone fruit, mandarin and praline, followed by a medium to full-bodied, pure and pillowy palate that's charming, even giving, but also attractively racy, concluding with a saline finish. It was disgorged with six grams per liter dosage. This doesn't tower above its 2018-base counterpart (perhaps unsurprisingly, as the percentage of reserve wines in this bottling is so high), but it does seem to be marginally the strongest iteration of this cuvee to date.
◆パーカーポイント:94点
◆飲み頃:2024〜2040年
INFORMATION
Name | PNVZ19 Bollinger |
ブドウ品種 | ピノ・ノワール |
生産者名 | ボランジェ |
産地 | フランス/シャンパーニュ |
Region | France/Champagne |
内容量 | 750ml |
WA | 94/Issue Aug 16, 2024 |
WS | 94/Issue Nov 30, 2024 |
★冷暗所での保管をお勧めします。