■輸入元資料より抜粋■
〈2020ヴィンテージについて〉
干ばつに見舞われ低収量が続いた昨年2019年までの数年間よりもずいぶんと雨が多く、Vredaの年間降雨量は900mm近くにもなりました。
気温も暑すぎず「祝祭のヴィンテージ」と言われた2015年に並ぶほどの恵まれたヴィンテージになりました。
【キュヴェ名】「Vrede/フレダ」とはアフリカーンス語で「平和」
【産地】Hemel-en-Aarde-Valley/ヘメル・アン・アード・ヴァレー
【畑立地】渓谷に位置した北東向きの急斜面。標高は高くなく、温暖な気候。シャルドネとピノ・ノワールの畑は隣接。
【土壌】4億年前のデボン紀のボックフェルド・シェール:石が多く粘土が豊富な頁岩
【植樹】2008年
【密植率】4,500本/ha
【発酵】フレンチオーク小樽(228L)にて野生酵母による自然発酵
【熟成】《新樽》 24%、《1年樽》 23%、《2年樽》 32%、《3年樽》 21% にて11カ月間 【瓶詰】2021年2月
【樽製造社】メルキュレイ製 44%、フランソワ・フレール製 36%、シャサン製 20%
【テイスティングノート】2019年よりもボリュームがあり、バラの花びらやスミレ、野イチゴなど、豊満でスパイシーなアロマが魅力的です。酸は繊細で、ピュアで深みのある果実味とシルキーで香り高いタンニン、そしてほのかな野性味が鼻腔を抜けます。底にはしっかりとグリップがあり、しなやかな骨格と純粋さを兼ね備え、驚くほど長い余韻を湛えた長期熟成の期待が持てる、非常に豊かでエレガントなピノ・ノワールと言えます。
【評価】Tim Atkin MW:96pt "Wine of the Year for Pinot Noir"、 Platter's Guide:5 stars
【生産数】6,120本
【アルコール度数】13.5%