豊穣のヴィンテージ!
イメージは《ムルソー》!
ストームの手掛ける白2区画のうち、より標高の高い、リッジ。
土壌の特徴はさほど変わらないそうで、醸造なども変えず、テロワールの違いをしっかりとワインに表現しています。
『ブルゴーニュ・ワインに例えるとしたら、どの畑ですか?』
との問いに、造り手のハネス・ストーム氏は
『フレダは、ブルゴーニュで例えるとしたら…コルトン・シャルルマーニュかな。シトラスのニュアンスがあり、ミネラリィで、熟成するとアーモンドのニュアンスを感じるんだ。
リッジは、ムルソーかな。シトラスやミネラルがありながらも、ネクタリンなども感じ、よりリッチで丸く、オープンな味わいだと思う。』
とのコメントしたそうです。
確かに、このリッジは、味わいにより丸みがあるスタイルで、ふくらみがありつつ、細やかな質感が魅力のスタイルです。
今も魅力的ですが、数年瓶熟した後の個性も楽しみな、ポテンシャルを感じずにいられない味わいです。
決してブルゴーニュを意識しているわけではないものの、ストームの事務所には、数々のブルゴーニュの銘醸ワインの空き瓶が沢山あった事も、やはりこのスタイルに少なからずの影響を与えているのは否定できないかもしれません。
品質を思えば、かなり良心的な価格だと思います。
小さく凝縮した房の実る豊穣のヴィンテージとなった2021年の魅力をご堪能下さい!
■輸入元資料より抜粋■
〈2021ヴィンテージについて〉
冬場の寒さと平均を400mm上回る降雨量に恵まれ、ブドウ樹の葉は鮮緑、幹は漆黒、果汁は狂気的なほどのマスタード色に輝き、ブドウ畑がまるでハイビジョン放映を始めたかのような色彩に包まれ、小さく凝縮した房の実る豊穣のヴィンテージとなりました。
【キュヴェ】3ヴィンテージ目を迎えたクラシック・スタイル・キュヴェ。「フレダ」と同じ土壌(頁岩)ですが標高が高く、より色調が濃く、酸やスパイシーさも増します。
【産地】Hemel-en-Aarde Ridge/ヘメル・アン・アード・リッジ
【畑立地】3つの冷涼な条件:渓谷に位置した南東向きの斜面、標高330m、海からの冷たい風の影響が揃う3エリアの中で最も涼しい畑。「フレダ」よりもブドウの生育が1カ月ほど遅く、じっくりと味わいを深めていきます。シャルドネとピノ・ノワールの畑は約100m離れていますが条件はほぼ同じです。
【土壌】4億年前のデボン紀のボックフェルド・シェール:大き目の石が多く粘土が豊富な頁岩
【植樹】2008年
【密植率】7,500本/ha
【瓶詰】2022年2月
【発酵】バスケット・プレスにて搾汁後、フレンチオーク小樽(228L)にて野生酵母による自然発酵
【熟成】《新樽》 30%、《1年樽》 14%、《2年樽》 29%、《3年樽》 14%、《4年樽》 13% にて11カ月間
【樽製造社】ルイ・ラトゥール製 57%、メイリュー製 15%、フランソワ・フレール製 14%、シャサン製 14%
【テイスティングノート】粘性があり、レモンやライムなどの数種類の柑橘類、梨やネクタリンなどの凝縮した果実味や、ジンジャーや軽やかなスパイス、ほのかなウッドのニュアンスが、美しいメドレーの様に次々の現れては混ざり合います。ブドウ本来の持つナチュラルな酸と、ピリリとしたフレッシュなミネラル、洗練されたオーク樽由来のハーモニーが素晴らしく、クリスピーな余韻が長く続きます。正に爽やかでいて上品、そして彫りの深い骨格を持ったスタイルに仕上がっており、長期熟成を期待できるポテンシャルがあります。
【生産数】5,760本
【アルコール度数】13.0%
INFORMATION
Name | Ridge Chardonnay Storm Wines |
ブドウ品種 | シャルドネ |
生産者名 | ストーム ワインズ |
産地 | 南アフリカ/ヘメル・アン・アード |
Region | South Africa/Hemel-en-Aarde |
内容量 | 750ml |
WA | −/Issue − |
WS | −/Issue − |
★冷暗所での保管をお勧めします。