スタッフ全員が「旨い!」
シャトー・ド・ベルは、シャブリ東部の村人僅か60人の小さな村BERUにあり、なんと400年の歴史を有するシャトー!
またシャトーには、15世紀に作られた世界最古の日時計と暦が残されているのだとか。
現当主のアテネさんは、パリの銀行を辞め、ボーヌの醸造学校を出るとシャンドン・ド・ブリアーユ(ビオディナミ栽培)で1年働き、ビオロジックの基礎を作り上げます。
その後、最先端の技術を駆使してワインを造る南アフリカの生産者で1年研修。
発酵温度や酵母、亜硫酸の添加に至る多くのデータを頭に入れ、加えて機械に頼る醸造を習得したアテネさんは…
「自然なワイン造りを実践しないと真のテロワールは表現できない。」
との結論に達し、ナチュラルなアプローチで造り上げたこのキュベは、サン スフル(=亜硫酸無添加)という野心的なシャブリ。
スタッフで試飲したところ、全員が「旨い!」とビックリ大絶賛の嵐でした!
典型的なシャブリとは、また違った魅力を味わえる、新たな扉を開いてくれる1本だと思います!
■輸入元資料より抜粋■
これまでのサン・スフルのエチケットはベージュの色合いでしたが、今回通常の白地のエチケットとなっており、バックラベルにサン・スフルと記載されております。
コート・オー・プレトルの区画の標高は310?350mですが強い風が吹く丘に位置し、畑にいると7月でも体感温度的にかなり寒く感じます。畑の表面は石灰の小石が散りばめられているように白く見えるほどですが、地中には土が多く、根からキンメリジャン土壌由来のミネラル感をしっかりと吸収し、また
葡萄は小粒で凝縮し果実味豊かなスタイルとなります。2019年はとても暑い年とされていますが、ベル村周辺においては極めて暑い週間が2回、その他は比較的暑いくらいで程よく降雨もあった年でした。
228Lの伝統的なブルゴーニュ樽で24ヵ月の発酵及び熟成。亜硫酸は添加しておりません。
中程度の黄色。りんごのコンフィチュールや青みかんやオレンジ、蜂蜜、白い花など芳醇な果実や蜜などの華やかで奥深い香り、加えて火打石などの香りが感じられます。スワリングすると更に蜂蜜や熟したりんごのような香りが豊かに膨らみます。
口に含むと凛としたシャープな酸が感じられ、充実感のある風味に張りと伸びやかな様子を与え、透明感のある清らかな印象を引き出しています。アフターにかけて仄かにバニラを想わせるまろやかな風味やナッツのような芳ばしさなどが現れ、酸の溶け込んだ凛々しさに優しい円みと奥行きを感じさせ、舌に僅かに残る塩味が引き締まったキレの良さを想わせます。
INFORMATION
Name | Chablis Cote Aux Pretres Sans Soufre Chateau de Beru |
ブドウ品種 | シャルドネ |
生産者名 | シャトー ド ベル |
産地 | フランス/ブルゴーニュ |
Region | France/Bourgogne |
内容量 | 750ml |
WA | −/Issue − |
WS | −/Issue − |
★冷暗所での保管をお勧めします。