躍動感あふれるハーモニー

2012年はワイン醸造家にとって天候の矛盾に悩まされる一年でしたが、数々の課題を克服し素晴らしいヴィンテージが誕生しました。気候の力強さと寛大さによって、驚くほど多様性に満ちた素晴らしい香りの風景を形作りました。

ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2012のアッサンブラージュは強烈さ、秘められた緊張、極度のコントラストを内包したユニークな構造で、コントロールされたエネルギーのリズムに共鳴しつつ酸味と苦味が見事に表現されています。
これこそはじけるハーモニーなのです。躍動感あふれるハーモニーなのです。

香り：花と果実、そして植物とミネラルが混ざり合う、豊潤で変化に富んだ香りです。ブーケは、パウダリーな白い花と甘美なアプリコット、ルバーブとミントの爽やかさ、そして灰のミネラル感が続き、心地よく繊細で魅力的です。最後にホワイトペッパーの香りがほのかに感じられます。

味わい：口にした瞬間から圧倒的なエナジーが広がります。 心地よいオープニングの後、ワインはすぐに活気を帯び、 弾けるような泡が爽やかな感覚をもたらします。酸味と苦味を中心に突き抜けるような張りのある味わいとジンジャー、タバコ、トーストの風味が続きます。

The 2012 Dom P?rignon has turned out very well indeed, unwinding in the glass with notes of Anjou pear, smoke, toasted nuts, freshly baked bread and crisp stone fruit. Medium to full-bodied, deep and concentrated, it's still tightly wound, its incipiently fleshy core of fruit framed by racy acids and chalky grip, complemented by a classy pinpoint mousse. A touch drier and a touch less reductive than the 2008 out of the gates, these two vintages are clearly destined to be compared for some time to come; but at this early stage, my instinct is that the 2012 will have the edge in the long term.

◆パーカーポイント：96+点
◆飲み頃：2023〜2050年