今回はジョージアから大阪へ長い旅路を経てやってきた甕で仕込む自社畑デラウェアのご案内です

ボトリング直後は味わいが堅く、リリースまで時間がかかった2018年をついにお披露目できることになりました！

例年よりもきつめに搾汁し、長期熟成に耐えうるワインをめざした大阪産デラウェア甕仕込みを是非お試しくださいませ！

【ワイナリーからのお願い】
亜硫酸が無添加のアイテムのため温度の上昇により簡単に品質が損なわれます。 セラーや貯蔵庫などで15℃以下での保存をお願いします。
大変恐縮ですが流通、店頭販売共に普段以上のご配慮頂けますようお願い致します。
以下詳細です

★島之内フジマル醸造所 ★
クヴェヴリ熟成のオレンジワイン
キュベパピーユ デラウェア 甕仕込み 2018

柏原市にある自社管理畑のデラウェアを、果皮や種子も浸漬させたまま発酵を行い、クヴェヴリという甕で熟成させたオレンジワインです。クヴェヴリとは東欧ジョージアでワイン造りに用いられてきた卵型をした素焼きの甕で、内側はオーガニックの蜜蝋でコーティングされています。

手作業で１房ごとに徹底して選果して、健全なブドウのみを除梗・破砕し、自然発酵。 ピジャージュ（人の手によってタンク内をかき混ぜる作業）は一日１〜２回の頻度で果皮や種 子からフェノール成分を抽出し、例年よりもきつめに搾汁することで長期熟成に耐えうるワインを目指しました。

クヴェヴリで約11ヶ月熟成の後、ボトリング。 ボトリング直後のガチガチの筋肉質で堅いワインから、さらに2年間の瓶熟成を重ねて味わいが落ち着き、柔らかな表情を見せるようになりました。 有核デラウェアの分厚い果皮から抽出された旨味と滋味深さ、艶やかな酸、熟した果実の香り、種由来のタンニンが溶け込んだ複雑味が、まさにジョージアのオレンジワインを想起させ、抜栓後にも様々な表情の変化をお楽しみいただけるワインです。

大阪府産デラウェア
アルコール分：12%
内容量：750 ml
総酸度：6.2 g/L
総亜硫酸：3.6 ppm
遊離亜硫酸：1 ppm
製造本数：1165 本