2016-08-14
シャサーニュ・モンラッシェの
注目株、ポール・ピヨ!
今後ますます楽しみな新世代シャサーニュの注目株ポール・ピヨを訪問して来ました!
早速試飲タイム。
一部、タンクに入っている2015年は、こうして直接注いでもらいます。
樽試飲は、ピペットというガラスの管を使い、ワインを吸い上げてから注いでもらいます。
試飲させて頂いた2015と2014年の美味しさに、彼の実力を再実感!
18ヶ月という長めのシュール・リーと、それでも重くならない綺麗な酸味と引き締まったミネラルには、間違いの無いプロセスの確かさとセンスを感じます。
新樽は多くても10%程度。表現力豊かなそのワインは、着飾った姿ではなくその本質で勝負しているという素晴らしさ。
今後入荷予定の、グランド・リュショットはアロマの豊かさと集中力の確かさに驚かされるばかりのポテンシャルの高さ。
昨年、日本で会ったときは、パリジャンのような雰囲気でしたが、ドメーヌで会った畑焼けした彼は、まさに、造り手の顔でした。造り手さんはやはり、ホームグラウンドが一番輝いて見えますね。
その後、シャサーニュ・モンラッシェ一級クロ・サン・ジャンの畑へ。
2016年、様々な天候の問題で収量減の話は聞いていましたが、遠目から見ると、燦々と照る太陽と緑の葉が茂り、そんな雰囲気は感じさせません。
が、近づいてみると、雹で傷付いてしまった葉は、『ズタズタ』という言葉がぴったりな状態…
そして、霜の被害もひどく、痛々しい葉をかき分けても、ブドウもほとんど見当たりません…
8割減、9割減、中には『造れない』なんていう話も出ている実情を実感。
『もー、やってられないよ。』と、いう気持ちもあるでしょうが。
『でもさ、頑張るよ!』と、前向きな姿勢を感じさせてくれる表情に、心の中でエールを送るばかり。
毎年の自然に向き合いつつ、ベストを尽くそうとする造り手たちの結晶がワインである事を、改めて実感した時間でした。
ポール・ピヨ、今後もますます注目すべき造り手です。