チヌリ クヴェヴリ 5months [ 2024 ]ジュンベリ ワインズ( オレンジ )

商品コード : 0400003412280
価格 : 3,800円(税込)
ポイント : 38
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■輸入元資料より抜粋■
〈マセラシオン期間違いの2つのキュベ〉
品種:チヌリ(Chinuri)100%/
収穫日2024年10月25日/
アルコール度数11%
/醸造:クヴェヴリ(甕)発酵・貯蔵、野生酵母/
瓶詰:2025年5月10日/
同じ品種・同じクヴェヴリでも、マセレーション期間違いで2つの個性を表現しています。

一般的なカヘティ地方の重厚な醸しのスタイルとは逆の、軽やかで繊細な品種の特性が活きた飲み心地で、様々な料理にも寄り添います。不思議と繊細な日本料理との相性が特に良く感じました。

◇JumberiWinesChinuriQvevri2024(5か月マセレーション)国内出荷可能数1001本

長期スキンコンタクトにより、アンバーの色調と繊細なタンニン。ハーブに加え、ドライフルーツや蜂蜜を思わせる深みのある香り。余韻に柔らかな苦味と複雑さが漂い、しっとり落ち着いた味わいです。

天ぷら(白身魚、山菜、海老)、鶏の塩焼きや焼き鳥(ささみ、むね、砂肝)、白味噌仕立ての料理、胡麻和え、焼き野菜(長芋、蓮根、かぶ)

INFORMATION
NameJumberi Wines Chinuri Qvevri 5months Maceration
ブドウ品種チヌリ
生産者名ジュンベリ ワインズ
産地ジョージア/カルトリ
RegionGeorgia/Kartli
内容量750ml
WA−/Issue −
WS−/Issue −

★冷暗所での保管をお勧めします。


★商品画像はイメージで、ヴィンテージ箇所も含めて予告なく変更になる場合があります。特に熟成ワインは状態も様々ですので、ご了承の上お買い求め下さい。


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この商品についてのレビュー

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ジュンベリ ワインズ
Jumberi Wines
ジョージア
片道航空券で向かったジョージアで起きた奇跡
私がジョージアのワインに出会ったのは、確か2014年前後のことでした。 初めて飲んだのは ourwines のワイン。

それまでに出会ってきたどのワインとも明らかに異なる、まるでDNAや太古の記憶を呼び覚まされるような、何か根源的なものが宿っている味わいに、大きな衝撃を受けたのを今でもはっきりと覚えています。ちょうどその頃、2013年にクヴェヴリを用いたワイン造りがユネスコ無形文化遺産に登録された時期でもありました。

それ以前から、ヨスコ・グラヴナーやラディコン、フランク・コーネリッセン周辺のワインに出会う中で、どこか共通する感覚を感じ取っていました。その感覚の源を辿っていくうちに、彼らがジョージアのワイン造りから強い影響を受けていることを知り、次第に未知の国・ジョージアへの興味が深まっていきました。 そして2014年頃、ジョン・ワーデマン、イアゴ、ラマズ・ニコラゼ、ニコロズ・アンターゼ、ギオルギ・ナテナゼ、そして今は亡き ourwines のソリコ・ツァイシュヴィリらが一挙に初来日したのも、ちょうどその頃だったと記憶しています。

また、私自身がぶどう栽培を始め、委託醸造という形でファーストヴィンテージをリリースしたのも2014年でした。

その後、多くの人に支えれながら8年の歳月をかけ、2021年に念願のワイナリーが完成しました。しかし、その完成と同じ年に畑がほぼ全滅してしまいます。それをきっかけに、以前から課題を抱えていた畑を一からやり直そうと考え、農家さんからぶどうを買わせていただきながら経営の立て直しを図っていました。 しかし、年々ワイナリーの数が増えるにつれ、ぶどうを確保すること自体が難しくなっていきました。2024年には製造免許を永久免許へ切り替えるタイミングでもありましたが、その更新もできず、何の後ろ盾も資本も持たない自分にとってワイン造りを続けていく事が難しい、本当に追い詰められた状況に立たされていました。

ちょうど10年目にして一度立ち止まらざるを得ない中、これからの人生や日本の気候や社会、経済の変化に思いを巡らせな
がら「こんな状況だからこそだからこそできることは何だろう」と考えました。そして「これまで世界のワイン造りを経験しないまま日本でやってきたけど、世界中の産地を訪れる事ができるタイミングかもしれない」と思い至った時、真っ先に頭に浮かんだ国がジョージアでした。 ワイン造りの人生の中で、8000年のワインの歴史そのものの根源を辿れる事はなかなか出来る事ではないし、いつか訪れたいとずっと心の中で願い続けていた場所。うまくいっていれば一生訪れる事はなかったかもしれない。今最大のピンチではあるけれど、これは同時にチャンスでもある。前向きにそう思えたのです。
そして、片道の航空券だけを手に、何のあてもなく初めて降り立ったジョージアの地。 右往左往しながらも、その3日後
にはカヘティ地方での収穫や醸造を手伝う機会に恵まれ、その流れでourwines の元にも訪れる事ができたり。ここには書ききれないくらいの奇跡的な出来事が続き、人のご縁に導かれるように旅を続けました。そうして約1ヶ月をかけて辿り着いたのが、首都トビリシから車で50分ほどの場所に位置する、カルトリ地方・サグラモ村のワイナリーでした。 その訪問時に案内してくれたのが、Giorgi Tevzadze 氏(通称 goga)です。彼はカリフォルニア大学デービス校(UC Davis)の醸造学部出身で、クヴェヴリを用い、ぶどう以外には何も加えない伝統的な製法から、品種特性に応じたテクニカルなスタイルまで、幅広い知見と経験を持つワインメーカーです。人柄も素晴らしく、国内でも厚い信頼を集める造り手の一人です。

初めて彼と話す中で、自然と私自身のこれまでと、これからについての話題になりました。その時に彼が言ってくれた言葉
が、今でも強く心に残っています。

「もし今後もワインを造り続けたいたいと願うなら、ここでもチャレンジしてみればいい。ただし、今年はもう収穫の終盤
だ。今ここで返事をもらえるなら、近所でオーガニックのぶどうを育てている農家を紹介できる。どうする?」
滞在中に何らかの形でワイン造りに関われたら、とは思っていましたが、何の繋がりもなく言葉も話せない日本人である自分にそれが可能だとは正直考えていませんでした。その言葉を聞いた瞬間、一瞬戸惑いはしましたが、気づけばその場で「挑戦させてください」と答えていました。

使えるクヴェヴリは1500リットルが2基。その容量に合わせて、約3トンのぶどうを用意する必要がありました。紹介していただいた農家さんも、快く、私のために最後まで残っていたチヌリという品種のぶどうをすべて分けてくださいました。

村の人々とともに行った収穫の喜びや、その時に目にした風景の美しさ、ジョージアの人々の心優しさは、きっと一生忘れる
ことはないと思います。その後も goga と相談を重ねながら、仕込みから発酵、瓶詰めまで自由に造らせてもらい、仕込み期間中には多くの出会いにも恵まれ、本当に充実した、幸福な時間を過ごすことができました。

それから何度もジョージアに通ううちに、文化や自然、人の魅力にすっかり引き込まれ、今ではこの土地を今後の拠点とし
た時のイメージも具体的に思い描けるようになっていました。

これから先の人生がどのようになっていくのか、日本で再び再開するのか、このままジョージアなどの海外に醸造所や畑を
持つ可能性も探っていくのか、神のみぞ知るといったところですが、今できる事や人のご縁を大切にしながら続けていった先に辿り着ける未来を信じて進んで行きたいと思っています。
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