〈見逃すな〉
シャンパーニュ
期待の新星!!
「ヴェルジーから期待の新星、アドリアン ルノワールを見逃すな」
「昨夜、アドリアン・ルノワールのシャンパーニュを試飲して目が覚めた。今年前半の発見の1つである。」
シャンパーニュの新星を早い時期から紹介してきたワイン情報サイト〈Wine Report〉も注目の造り手、アドリアン ルノワールが入荷しました!
元々シャンパーニュの造り手の家系に生まれたアドリアン氏ですが、今も現役の父とは違うスタイルで自らのブランドをリリース、瞬く間に注目の存在となりました。
その味わいは、ベレッシュやシャルトーニュ タイエに通じるものを感じます。
期待の新星!アドリアン ルノワールです!!
■『Wine Report』より抜粋■
◇ヴェルジーから期待の新星、アドリアン・ルノワールを見逃すな◇
北部モンターニュ・ド・ランスは、ルイ・ロデレールやモエ・エ・シャンドンが畑を所有している。栽培農家はブドウを売るだけで暮らせるせいか、優れたグローワーが少なかった。30歳そこそこで期待できるホープの登場だ。世界で火がついているが、日本は早くから輸入していたおかげで、輸入量は安定しているようだ。市場で見つかる今がチャンス。
ヴェルジーとヴェルズネイ。グランド・モンターニュ・ド・ランスの北部を代表するグランクリュの村には、有名なグローワーが少ない。ムーゾン・ルルーとユーグ・ゴドメぐらいしか訪ねたことがない。遅ればせながら、昨夜、アドリアン・ルノワールのシャンパーニュを試飲して目が覚めた。今年前半の発見の1つである。
ルノワール家は4世代にわたりヴェルジーの6haの畑を栽培してきた。アドリアンが2014年、父ヴァンサンから事業を引き継ぎ、2019年に自分の名前で瓶詰めを始めた。2020年にオーガニック認証を取得し、ビオディナミとアグロフォレストリーを実践している。優雅で緊張感あふれる味わいに生まれ変わった。
◇オーガニック栽培で樽醸造◇
発酵と熟成はステンレス・スティールから、ニュートラルなピエスやストッキンジャーのフードルに切り替えた。野生酵母で常温発酵させ、オリの撹拌も温度管理もせずに初夏まで熟成する。リキュール・ド・ティラージュが少ないので気圧は低めで泡は柔らかい。リザーヴワインも樽で熟成する。
デゴルジュマンの際は亜硫酸を溶かした水を瓶首に加えるジェッティングを行い、MCR(濃縮果汁)でドザージュする。
ヴェルジー(404ha)とヴェルズネイ(418ha)は北向き斜面で知られる。成熟に時間がかかる。細身で繊細、複雑なワインができる。南向き斜面のアンボネイやブジーのように豊満さや凝縮感のあるワインとはならない。気候変動で熟度が上がる現在に適したテロワールと言えるかもしれない。
ルノワールのドメーヌ物には最良の5haを使用し、残りは売却している。セレクション・マッサールで植えたリュー・ディーのレ・モンタン(Les Montants)、レ・エピネット(Les Epinettes)、レ・ゴワス(Les Goisses)を詰めている。
■輸入元資料より抜粋■
モンターニュ・ド・ランスの中央部に位置する Verzy/ヴェルジー村に本拠を置く、1940 年設立の 4 世代続くドメーヌ。ヴェルジー村のグランクリュの畑を中心に約 5.5ha を耕作中。現当主は父親の Vincent/ヴァンサン氏から引き継いだ Adrien Renoir/アドリアン・ルノワール氏。土壌は中生代白亜紀後期カンパニア階の白亜質(チョーク質)石灰岩土壌を中心にした底土に、新生代始新世バートニアンの石灰質土壌や泥灰土、新生代始新世プリアボニアンの石灰質土壌などが表土に堆積したもので、シャンパーニュには比較的少ないシレックスの土壌が露出している所も。60%にピノノワール、残りの 40%にシャルドネを栽培している。2017 年からはビオロディナミ農法へと転換しており、2020 年には ECOCERT 並びに Biodyvin 認証を取得予定。
なお、父親のヴァンサン氏はまだ現役でシャンパーニュを造っており、息子のアドリアン氏もテロワールを重視したシャンパーニュを新たにリリースしており、生産量はそれぞれ下記の通り。
Vincent Renoir: 約 2 万本
Adrien Renoir: 約 2 万本(内 5000 本が単一区画から)
親子でそれぞれ醸造法が異なっており、ヴァンサン氏は収穫されたブドウは伝統的な垂直式圧搾機でプレスされ、主にステンレスタンクで一次発酵。マロラクティック発酵を行った後、清澄せず軽くフィルターをかけティラージュ(瓶詰め)し二次発酵へ。最低でも 4 年以上という長い期間の熟成を経てリリース。一方、アドリアン氏は樽発酵・樽熟成を行っており、発酵は全て自然酵母のみ。バトナージュは必要最低限、澱引きも 1 度のみと人的な介入は最低限に。
約 10 ヶ月の樽熟成を行い、無清澄・無濾過で瓶詰めし瓶内二次発酵。ヴァン・ド・レセルヴには 28hl のフードル(大樽)でそれら熟成されたものを使用している。