《新樽200%》
彼こそが、小規模独立系
ネゴシアン達のルーツ!
気鋭のネゴシアンとして『新樽200%』と呼ばれるそのスタイルで多くのブルゴーニュ好きを虜にした、ドミニ クローラン。
遡れば、菓子職人から好きが講じてワイン造りに転向したドミニク氏の活躍は、今活躍する小規模独立系の若手ネゴシアン達のルーツともいえるかもしれません。
そのドミニク ローランのワインは今、果たしてどうなのか?を知るべく、先日、スタッフで勉強会を開催しました!
結果、『えっ、そうなの?!』と、今更ながらに驚くこだわりと、そのこだわりを映し出す、表現豊かでそれぞれの個性が感じられるベテランならではの味わいを発見する事が出来たのです!
その拘りをハッキリ感じるひとつが、ブルゴーニュNo.1(=ニュメロアン)という名のキュベ。
『実は、マルサネのブドウを使っているのですが、その中でも最も良いと思われるエレガントさが際立つ樽を、ドミニクは、あえてニュメロアンに使ってしまうんです…(汗)』
という驚きの事実を、輸入元に伺いました!
本来なら、マルサネの名を付けた方が高く売れるものの、『美味しいブルゴーニュ赤を飲んで欲しい。そのためには一番と思えるものを造らねば。』という思いから、ドミニク氏は惜しげもなくマルサネを使っているのです。
『あり得ない…』
心の中で思いましたが、こんな事が出来るのも、彼が自身の名を掲げたワインを自ら手掛けているからこそ。
しかもこのワイン、3,000円しないという良心価格で、勉強会後スタッフにヒヤリングした『これは絶対お勧めしたい!』ランキングでも、ダントツ人気を勝ち得ました!!
そんな、スタッフも驚いた、お値打ちブルゴーニュNo.1をご紹介します!
変わらないこだわりと進化する味わい!
ベテランならではの懐の大きさが生み出した良心価格を堪能して下さい!!
■輸入元様資料より抜粋■
◆ 経歴1956年10月13日、スイス国境近くのフランシュ・コンテ地方生まれ。代々の家業の
お菓子屋の跡取り息子として、お菓子づくりに精を出していました。
ワインが大好きな家庭環境の中、やがて彼自身もワインに夢中になり、1978年から友人のベルギー人ワイン愛好家に依頼されて美味しいブルゴーニュワインの発掘・紹介をするようになりました。
よいワインを求めてブルゴーニュに通ううち、自分の納得する品質のワインがあまりにも少ないことに気づき、
ならば自分で造ろうと一念発起。彼が目指したワインは1920年代〜1940年代のブルゴーニュ黄金時代に生まれたワインで、骨格のしっかりした、薫り高い果実味豊かな赤。当時を支えたワイン造りの名人達はすでに引退して暇を持て余しており、彼らのもとへ足繁く通い話を聞くことで、
ブルゴーニュに代々継承された伝統的なワイン造りのノウハウを習得しました。
1989年、
ネゴシアン業をスタート。当時は家のお菓子屋のガレージでの開業でしたが、間もなくニュイサンジョルジュに移り、本格的な活動がはじまりました。1993ヴィンテージ頃から話題になりはじめ、1995ヴィンテージのロバート・パーカーの高評価によって
大ブレークしました。
◆ ドミニク・ローランのワイン造り老名人達から学んだブルゴーニュ黄金時代のワイン造りの方法を基礎としつつ、彼は独自の醸造方法を確立し、実践しています。彼のワイン造りを特徴づける
キーワードは4つで、ヴィエイユ・ヴィーニュの使用、樽へのこだわりとシュール・リー、最小限のSO2使用、ノンフィルターです。
<ヴィエイユ・ヴィーニュの使用>彼が樽で買い付けるワインを選ぶ際の基準は、ヴィエイユ・ヴィーニュのぶどうから造られていること、手摘みで収穫されていること、除梗比率などです。ヴィエイユ・ヴィーニュのぶどうを使用することはアンリ・ジャイエのワイン哲学のひとつでもありましたが、これによって自然に収穫量の低い、果実の成分や風味が凝縮されたぶどうを使用することができます。
<樽へのこだわりとシュール・リー>『ワイン・スペクテイター』誌で"200% NEW OAK"と評されたことがきっかけで、『新樽200%』の呼び方が定着しました。樽で買い付けたワインを即座に新樽に移し変え、約半年後にもう一度新樽に移し変える方法です。
彼が新樽の使用にこだわるのは樽香をつけるためではなく、ワインに自然な酸素をゆっくりと供給し、澱との相互作用によってワインを生き生きとした状態に保つためです。したがって、樽を選ぶ基準は内面の焼き具合ではなく、目の細かさなどになります。
1999ヴィンテージから、通称"マジック・カスク"と呼ばれるドミニク・ローラン特製の樽を導入しました。彼自身が職人とトロンセの森に出向き、樹齢200〜300年の木の中から選抜、暗闇の夜に伐採し、乾燥させ、削り、樽に仕上げたものです。彼は、樽から樽へワインを移し変える際澱引きをせず、シュール・リーによって澱とともにワインを約18ヶ月熟成させます。澱の主成分であるワイン酵母と新樽の相互作用によって、樽香はあまり強くない、より味わい豊かなワインが生まれます。
(注)"新樽200パーセント"は通常グラン・クリュやプルミエ・クリュのワインに適用されるもので、ワインによってはその個性に合わせて1度しか新樽を使わない場合、新樽を使用しない場合もあります。
<最小限のSO2使用>SO2はワインのボディを低下させ、ワインの生命力・弾力性を奪うため、その使用は必要最小限の量に厳しく制限しています。
<ノンフィルター>酒石酸を取り除くための冷却処理、濾過は一切行いません。樽中でのシュール・リーの作用によってワインを清澄させ、そのまま手作業で1本1本瓶詰めすることによって、ボディや豊かな香りをワインにぎっしりと閉じ込めています。