21回も100点を獲得!
ワイン造りに全てを捧げる
通称「ワイン馬鹿」「セラーの住人」
リースリングの銘醸地であるドイツ・モーゼル地方で、一代にして今や世界最高峰のエゴンミュラーやJ.J.プリュムらと肩を並べる品質を築き上げた、マーカス・モリトール。
たった10年間のうちに、21アイテムで〈パーカーポイント100点満点〉を獲得。ドイツ全体で48アイテム、つまり約半分をこの一つのワイナリーが占めるという、驚くべき所業を成し遂げました。
彼らの畑があるのは、2000年に渡る歴史を持つモーゼル川とザール川沿いの南西向き急斜面。25ものグランクリュを所有し、所有する120haの土地で毎年80〜100種ものキュヴェを造っています。なぜそんなに?とビックリする数の多さですが、理由はシンプル。
「アイテムを絞ることなく、一つ一つの区画の特徴を表現したい。」
その強い想いだけで、手間と苦労を厭わず、納得のいくワイン造りを続けてきたマーカスは、手作業に拘り、収穫も選果も全て人の目と手で行っているそうです。
共に働く仲間からは、「ワイン馬鹿」「セラーの住人」と呼ばれるほど、休日も取らず趣味も持たず、自分の全てをワインに捧げる彼のその妥協なき仕事は、そっくりそのままワインの味わいに反映されており、エントリークラスのワインにおいてさえも全く隙のない丁寧な造りと彼の献身っぷりが伺える素晴らしい仕上がりです。
これほど世界から高評価を受けているワインが、それに見合わないほどの良心的価格で味わえるのですから、輸入元様においても入荷が決定するや否や、瞬く間に予約殺到にて完売。
それでも、何が何でも皆様にご紹介したく、入荷案内と同時に真っ先に予約して確保しました!
ドイツワイン好きは勿論、ワイン好きなら本当に一度は試していただきたい造り手です。
パーカーも絶賛した「フィネスとエレガンス」、ぜひその身で体感して下さい!!
■マーカス・モリトールとの出会い■
「それはまるで、ドイツのロマネ・コンティと呼ばれるエゴンミュラーを彷彿とさせるフィネスとエレガンス」。
初めて出会ったのは、年に一度ドイツで開かれる世界最大のワイン見本市〈ProWein〉でのこと。ドイツブースだけでも、とても1日では回り切れない程のおびただしい数のワイナリーが並ぶ中、当時私が勤務していた現地ワインショップの上司に「ここだけは絶対に知っておいた方がいい。」と手を引かれたのが、この〈マーカス・モリトール〉でした。
理路整然と並んだ沢山のキュヴェ、やはり押し寄せる人の数も一際多く、尻込みしつつも一種一種順番に試飲…
「あぁ、ここのワインは、これまで何百と飲んだドイツワインとは明らかに違う。」どのキュヴェを飲んでも、共通して感じられる洗練された味わい。
「異彩を放つ」とは、まさにこのことでした。そんな大きな感銘を受けた出会いから約4年が経過し、日本に帰国してタカムラに再就職した私ですが、ある日何の前触れもなく、マーカス・モリトールの来日セミナーに参加させていただく機会が訪れました!
そこでは、エントリークラスのピノ・ブランから、「グランクリュ」の畑から生まれるブルゴーニュをお手本としたピノ・ノワール、お料理とのペアリングに大抜擢の甘口リースリングまで、計5種のラインナップを試飲。
出会った当初感じた衝撃に加え、畑のテロワールをこれでもかと表現した個性と面白み溢れる味わいに、終始感動とワクワクしっぱなしの1時間半!
「これほどまでに抜きん出た品質を生み出す、最たる要因は何だろう?」
4年前からずっと抱いていた疑問を、セミナーの最後の質問タイムで問いかけてみました。
「良い質問ですが、一言で答えられるものではありません。あらゆる作業、こだわりが要因となって生み出す結果であって、どれとは言えないんです。」
つまり、それはマーカスが全てを懸けて生み出した「彼の人生」そのものだから、と言っているようで、それを聞いて私はようやく長年来の疑問が腑に落ちたのでした。